離婚相談と離婚協議書の作成を承ります
長浜市、彦根市を中心に滋賀で離婚業務を承っている行政書士かわせ事務所です。離婚相談から始めて、格調高いオリジナル書式で離婚協議書を作成します。初回無料相談、上位資格の特定行政書士、土日祝もご予約OKなど「8つの安心」が特長です。
離婚相談・離婚協議書作成に関する業務の詳細や最新情報は行政書士かわせ事務所ホームページにてご紹介しています。当事務所にご相談・ご依頼の場合は必ずホームページをご確認ください。
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協議離婚で離婚する場合は離婚協議書を作成する
離婚の方法としては、夫婦で協議して離婚届を提出する「協議離婚」、裁判所の手続きを利用する「調停離婚」「審判離婚」「裁判離婚」の4種類があります。離婚全体のおよそ9割が「協議離婚」であり、裁判所の関与があるのはおよそ1割に過ぎないということになります。
協議離婚が圧倒的に多いのですが、離婚届を提出する前に、離婚の関して取り決めをし、離婚協議書という書面を作成しなければなりません。口約束では不安ですし、紛争になるリスクもあります。特に子供がいる場合は養育費が発生し、定めた期間は離婚しても関係が継続することになります。
どんな取り決めをするべきか
では、離婚に関して、どんな取り決めをするべきか。金銭の支払いがあれば確実に取り決めをしなければなりませんし、金銭の支払い以外にも重要なことがたくさんあります。
ここでは、当事務所で離婚協議書を作成する際に記載する条項をご紹介します。これらを解説を交えてヒアリングし、法的に検討しますが、これをまとめて「離婚相談」とします。
そして合意できたことを離婚協議書として作成します。当事務所で作成する離婚協議書は格調高いオリジナル書式であり、ネット上で公開されているような簡易的なものではありません。
離婚合意と離婚届に関する条項
- 合意する当事者の記載
- 離婚届をどちらが提出するか、提出する期限
- 離婚届受理証明書に関する記載
親権者に関する条項
- どちらが親権者となるかの記載
- 子によって親権者が異なる記載 ※親権者は子ごとに決めます
財産分与に関する条項
- 現金と預貯金
- 扶養的財産分与(条件あり)
- 慰謝料を含む財産分与
- 退職金
- 不動産(住宅ローン中の場合は要注意)
- 有価証券
- 生命保険と学資保険
- 自動車
- 家財道具
養育費に関する条項
- 子の年齢による養育費の取り決め
- 大学卒業までもしくは上記とミックスした記載
- 養育費一括払い(要注意)
- 子の年齢によるステップアップ方式の記載
- 養育費の信託方式
- ボーナス月加算
- 連帯保証人の設定
- 離婚後の事情変更に関する記載
- 養育費を請求しない旨の記載(要注意)
面会交流に関する条項
- 面会交流を認める記載
- 1か月の回数に関しての記載
- 学校行事への参加に関する記載
- 宿泊や1回あたりの時間など具体的な記載
慰謝料に関する条項
- 慰謝料の一括払い
- 慰謝料の2回払い、分割払い
- 期限の利益喪失条項
- 名目
年金分割に関する条項
- 年金分割の按分割合合意の記載
- 厚生労働大臣に対して請求する旨の記載
- 年金分割の請求を放棄する旨の記載
通知義務に関する条項
- 住所、連絡先、勤務先の通知義務
- 金銭債権の振込先の変更
- 再婚、養子縁組に関する通知義務
その他の条項
- 借入金
- 秘密保持
- 裁判所管轄
- 諸費用
- 離婚事由の記載
- 未払婚姻費用の清算
- 不測の事態に関する条項
- 清算条項
ネット上の離婚協議書ひな形
ネットで検索すると離婚協議書のひな形があります。夫婦の名前や子の名前を差し替えて使用する方もおられるかもしれませんが、とてもおすすめはできません。
たとえそれが弁護士のホームページであってもです。無料でダウンロードできる者が万人に有益な物であるはずがないのです。
離婚協議書に記載する各条項は様々であり、当事務所がこれまでに作成した離婚協議書で同じものはひとつたりともありません。ご夫婦の合意状況や希望によって異なるからです。
離婚後は他人になります。離婚後に紛争にならないようにしっかりとした離婚協議書を作成してから離婚届を提出しましょう。特に離婚に対して親御さんが干渉している場合は注意が必要です。本人はそれほどでなくても紛争へ発展するケースが多くなります。
では、今日のところはこのへんで
各業務については、当事務所ホームページに最新版・フルサイズでご紹介しています。
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